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トップインタビュー
株式会社アサバ 代表取締役 浅場 次男 氏
「商売は人のつながり、信頼関係」と話された浅場社長は、創業当時の売れない時期に取引をしてくれたつながりを大事にし、今でも年間70日程度、試食販売のために福島県の企業に出かけて行き、店頭に立っている。
「一生懸命やれば、伝わるんだよ」と微笑まれた笑顔が印象的であった。
掲載日:2009年3月12日
代表取締役:浅場 次男 氏
社長の経歴をご紹介ください。
宇都宮生まれの宇都宮育ちです。高校卒業後、東京の地下鉄会社に勤めましたが、地元に戻り自動車販売会社のサービスとして働いたのち、コックになりたくて日光市でレストラン等を展開している会社で25年勤めました。平成9年2月に仲間2人と独立したんですよ。
ですから、仕事関係で日光市に来て35年立ちますね。
平成9年2月に独立されたそうですが、創業当初はどんなご苦労がありましたか?
独立した平成9年は県内の地銀で取り付け騒ぎなどがあった年で、景況感もあまり良くなかったので融資が受けにくい状況にありました。工場を建てたくてもお金がないという状況でしたので、この時工場を貸してくださったり、手助けをしていただいた先輩社長方には今でも感謝しています。
また、商品を作っても販路を持たないため、売れない状況が続きました。営業活動で東京・埼玉や宮城など全国に営業に歩きました。
菓子の知識が無かったことが逆に良かったのかも知れませんが、通常、洋菓子は夏場には売れないと業界では言われていますが、季節に関係なく売れる商品を作ればいいんだと考え、商品を開発したことで、年間を通して商売が出来るようになりました。
チーズケーキの品種の多さは業界トップクラスとのことですが、こだわりは何ですか?
チーズケーキのレシピは数限りなくありますが、手作り・無添加にこだわっています。そのため、日持ちがしない、コストが割高になるなどといったこともありますが、手間暇をかけて完成させるきちんとした商品、体にやさしい商品を提供することで、ホンモノを味わってもらいたいと思っています。
原材料の高騰や食の安心安全についてはいかがですか?
商社を通じてですが、原材を海外から輸入しているため、チーズやバターの価格が上昇しています。アーモンドやチョコレートなども価格が上昇しているため、原材料全体で約30%価格上昇しています。このため、チーズケーキなど一部商品を値上げさせていただきました。
また、食の安心安全についても厳しくなってきており、トレーサビリティによる生産履歴の管理が重要になってきています。将来的には、原材料の多くを国産や栃木県産に持っていくことで安心安全につなげられればと考えています。
9月に経済産業省から地域資源活用事業計画の認定を受けられましたね。
振興センターのコーディネターなど多くの方にお手伝いいただき、計画の認定を受けました。
なぜこの事業に取り組んだのかと言うと、栃木県はとちおとめなどイチゴの産地なのに、イチゴを使ったこれといったお菓子がありませんでした。ですから、本物のイチゴを使った栃木県の名物土産を作りたかったんです。
現在、大手食品機械メーカーと共同で機械化を検討しています。栃木県産のイチゴを使い、無添加であるといった譲れない部分はそのままに、製造を機械化することでコストダウンし、多くの人にホンモノのイチゴのお菓子を味わっていただきたいと思っています。
今後の事業の夢などについてお聞かせください。
いろいろありますが、県産牛乳から出来たチーズやバター、県産の小麦粉やイチゴなどを使ったオール栃木県産のケーキを作りたいですね。
割高の商品にはなるでしょうけど、こだわりを持つ人たちからは受け入れられると思います。
最後になりますが、趣味や最近興味をお持ちのことについて教えてください。
食べ歩きですかね。有名パティシエのお店やデパ地下の行列店など話題になっているスイーツを食べてみて、当社の商品開発の参考にしています。社員を連れて行くことも多いんですよ。
後は、ゴルフかな。この辺ゴルフ場がいっぱいあるからなあ・・・。
- 本社:日光市大室2074-10
日光本店:日光市瀬尾33-5
さくらの実:宇都宮市戸祭3005-2
- 菓子製造・販売
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